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[新耐震基準ビル特集]オフィスの地震対策基礎知識
地震をはじめとする自然災害は予知が難しく、研究は進められてはいるものの、未然に防ぐことはほぼ不可能です。しかし、事前に備えておくことで、被害を軽減することはできます。そのために知っておきたいのが、建物の耐震についてです。
自社のため、社会のために、企業にも求められる防災意識
内閣府が作成する防災情報のページには企業防災についても記載があります。そこでは、企業が自社の被害を最小化、事業を継続させようと努めることは、社会全体の被害を軽減し、災害からの復興に貢献する意味があるとされています。ビジネス面、社会に対する責任の両面から、企業も防災に関心を持つ必要があるというわけです。
・災害時に企業が考慮すべき重要事項は?
内閣府企業防災ページ内「事業継承ガイドライン第二版(平成21年11月)は、災害時、企業は事業継続とともに、顧客、従業員、関連会社その他業務に携わる人々の命の安全を確保すること、二次災害防止への取り組み、地域貢献、地域との共生を考慮すべきとしている
- ・内閣府 企業防災のページ http://www.bousai.go.jp/kigyoubousai/
- ・事業継承ガイドライン 第二版[PDF] http://www.bousai.go.jp/MinkanToShijyou/guideline02.pdf
耐震基準は地震被害を受け、何度も改正されてきた
企業の防災には様々な対策が考えられますが、いずれの対策でも基本となるのは安全なオフィスの確保。その目安となるのが建物の耐震基準です。
| 1950年 | 1923年に改正された市街地建物法をベースに建築基準法公布 |
| 1968年 | 十勝沖地震発生(M7.9)。柱のせん断による被害多数 |
| 1971年 | 建築基準法施行令の改正。日本建築学会の鉄筋コンクリート構造計算基準の改定 |
| 1978年 | 宮城県沖地震(M7.4)。非構造壁のせん断、耐震壁が偏在する建物の被害など多数 |
| 1981年 | 建築基準法施行令の改正 同年6月1日以降に建築確認を受けた建物に適用。建築に要する時間を考えると竣工が1981年というだけではない点に注意 |
日本の耐震基準は過去の地震を踏まえ、進化してきました。
最初に耐震を考えた設計方法が採り入れられるきっかけとなったのは1923年の関東大震災。翌年には市街地建物法が改正され、これが1950年に建築基準法となります。
さらにその後、十勝沖地震、宮城沖地震などでの被害を克服すべく、同法は建物の強度を増す方向に改正が重ねられてきました。
たとえば、1968年の十勝沖地震では鉄筋コンクリート造の柱が潰れる被害が多く発生したため、1971年の建築基準法施行令改正では柱の強度を強めるべく、内部の鉄筋(帯筋)の間隔を狭めたり、量を増やすような方法が採り入れられています。
そうした積み重ねの結果が1981年に大幅な見直しを経て改正された、現行のいわゆる新耐震基準です。
この基準の大きな特徴は、建物が壊れないことではなく、利用する人の安全を確保、人命を最優先している点。そのため、よく起こる強さの地震に対しては、建物被害が軽くて済むように求めていますが、何十年あるいは100年に一度起きるかどうかという大地震に関しては建物に被害が出てもよいが、内部、周辺にいる人に被害が出ないようにすることが目標とされています。
新耐震以降の建物なら倒壊はしない
実際、阪神・淡路大震災の際の鉄筋コンクリート造の建物の被害状況を建築年度別にみてみると(※)、1971年以前、1972年から1981~1982年、1982年以降では明らかに数値が異なるといいます。新耐震基準で建てられた建物であれば、極端に耐震壁が少ない、偏在するなどの問題がない限り、倒壊、崩壊の危険は極めて少ないのです。
また、最近では従来からある、建物そのものを強く頑丈に作ることで地震に備える「耐震」に加え、地震の力を建物内などの制御器に吸収させ、揺れをセーブする「制震」、建物と地盤の間に揺れを吸収する装置を設置して揺れを低減させる「免震」といった対策も講じられるようになってきました。地震そのものの解明とともに、建物の地震対策も進化しているわけで、中にはみなとみらいセンタービルのように制震、免震をダブルで採り入れた建物も登場。防災に気を配るのであれば、選択肢は豊富になってきています。
- ・みなとみらいセンタービル: http://www.mm-center-bldg.com/
※建設省(現国土交通省):平成7年阪神・淡路大震災建築震災委員会中間報告書
| アイコン凡例 |
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新耐震基準のオフィスビル
山口ビル
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿6-20-12 |
|---|---|
| 交通 | 丸ノ内線 西新宿駅 徒歩6分 都営大江戸線 西新宿五丁目駅 徒歩4分 |
| 構造 / 階建 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 / 地上10階 |
| 募集区画 | 4件 |
COMS EBISU PROJECT
| 所在地 | 東京都渋谷区恵比寿3-18-5 |
|---|---|
| 交通 | 山手線 恵比寿駅 徒歩14分 日比谷線 広尾駅 徒歩13分 |
| 構造 / 階建 | 鉄筋コンクリート造 / 地上5階 地下1階 |
| 募集区画 | 2件 |
東神ビルディング
| 所在地 | 東京都品川区勝島1-5-21 |
|---|---|
| 交通 | 東京モノレール線 大井競馬場前駅 徒歩1分 京浜急行線 立会川駅 徒歩8分 |
| 構造 / 階建 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 / 地上8階 地下1階 |
| 募集区画 | 1件 |















