HOME
> 住まい・オフィス
> 賃貸オフィス
> 賃貸オフィス情報誌 「Office Eye」
> [Area Close Up] 銀座の矜持-プライド-
- オフィスを借りたい方
-
- ビルを貸したい方
-
- 賃貸オフィスお問い合わせ候補
-
- 賃貸オフィスお問い合わせ候補に保存した物件をご確認できます。
- 現在0件が選択されています。
- 営業員のご紹介
-
私たち営業員の所属・プロフィールをご紹介いたします。
[Area Close Up] 銀座の矜持-プライド-
かつては職人街として栄え、明治期以降はモボやモガ、みゆき族、現在では世界中のトップブランドや企業が軒を連ねる中央区銀座界隈。
“銀座”の名はブランドとなり、つねに最先端の情報が集まるが、他方では江戸から続く日本文化を継承する老舗の伝統が息づく。
伝統文化と最先端が交錯する銀座は、日本の繁栄を象徴している。銀座の変遷銀座の誕生は、徳川家康の江戸入城まで遡る。江戸幕府の成り立ちに伴い江戸前島と呼ばれた低湿地が埋め立てられ、銀貨の鋳造・管理を行う座組織として「銀座」が生まれた。
当時は現在ほどの賑わいはなく職人街としての様相を呈していたが、明治5年(1872)2月の大火を契機として煉瓦街が建築され、新橋ー横浜間の鉄道開通、また文明開化の流れも追い風となり、銀座の街は飛躍的な発展を遂げる。
明治末期には日本初の百貨店となる「三越呉服店」(現・三越)、日本で最初にカフェを名乗った「カフェ・プランタン」が相次いで登場。大正12年(1923)の関東大震災で大打撃を受けるも驚異的な速さで復興し、東京駅の開業に伴う丸の内の発展、東京市電の整備ととのみ百貨店や劇場、カフェなどが軒並みオープン。昭和期に入るとアール・デコに影響を受けた街並みに、モダンボーイ(モボ)・モダンガール(モガ)と呼ばれる洒落人や菊池寛、芥川龍之介といった文化人が集まる街となり大手企業が本社を構え、出版社や広告代理店などのマスメディアが集中し、銀座周辺にはオフィスと繁華街が入り交じり大きな繁栄を見せる。この頃の洒落人がカフェーパウリスタのブラジルコーヒーを飲むことから“銀ブラ”という流行語が生まれたのは有名な話。
その後東京大空襲により壊滅的な打撃を受けるも、東京オリンピックや東京高速道路の開通などを経てかつての活気を取り戻した銀座。現在では古くから日本の伝統を受け継ぐ老舗店とともに、世界の高級ブランドやオフィスビルが連なり、伝統と革新、そして文化に彩られた最先端の街である。
銀座の老舗呉服屋として創業140年の歴史を誇る銀座「伊勢由」。
系譜を受け継ぐ「銀座いせよし」若女将 千谷美恵さんが語る伝統文化の魅力、銀座の矜持。
銀座いせよし 千谷 美恵
千谷美恵
銀座の老舗呉服屋「伊勢由」の末娘として生まれる。ウエスタンミシガン州立大学、立教大学卒業後、外資系大手シティバンクに入行。31歳の若さで最少年銀座支店長に抜擢される。1998年退職後、5代目伊勢由若女将として修行を重ね、2009年4月に「銀座いせよし」を開店。広く着物の良さを伝えるとともに、銀座を代表する女将として注目を集めている。著書に『老舗の若女将が教える。とっておき銀座』(祥伝社黄金文庫税込590円)がある。
よそ行きの街明治元年(1868)創業の「伊勢由」。
銀座の老舗呉服屋として、140年以上の長きに渡り日本の着物文化を支えてきた。千谷美恵さんはその末娘として、小さい頃から銀座の街を見てきた。
「小さい頃からお店によく遊びに来ていましたが、銀座に来る時は必ずちゃんとした格好をしなければいけないという印象でした。渋谷などとは違いちゃんとスカートをはいて、ワンピースやよそ行きでくる場所というイメージ。最近は気になりませんが、パンツで銀座に来るのは、ずいぶん大人になっても違和感がありました。銀座に来ると千疋屋さんでアイスクリームを食べたり、おもちゃ屋さんに行ったり、かわいい洋服が見られるといった、子ども心にワクワクしていました。とくに毎日10月に中央通りで『光のパレード』が開催されていて、現在のディズニーランドのようで楽しかったですね。そういう意味では他の街とはぜんぜん違います」
日本の伝統を語り継ぐための独立千谷さんは大学を卒業後シティバンクに入行し銀座支店長を務めた後、実家の老舗呉服屋の若女将に転身。
「着物は日本の民族衣装であり、伝統文化です。でも、着付けの難しさの問題などで実際は敷居の高いものとなっているのが現実です。ただ、そこには誤解があって素材が絹などの自然のものでオーダーメードで、仕立て方が上手ならば誰でもすんなり着られるものなのです。着物を着ると自分の気持ちも変わりますし、周囲の方からも丁寧な対応を受けます。例えば夏などは「涼」をもらったと喜んでいただけます。私の女友達などは一緒にでかける時に私が着物でないとがっかりしちゃうんです。また男性のお客様のエピソードですが、初めて着物を着てホテルに出向いた時に無言でワンランクアップの部屋に通された、着物の威力に驚いていらっしゃいました。そんな日常を非日常に変える体験を一人でも多くの方に紹介していただきたいと、老舗の殻を破り、気楽な価格と雰囲気で本物の着物をお見せするために、4月に独立。「銀座いせよし」の名前で新店舗をオープンしました」
店内には意外にも若い方だけでなく、「お洋服世代の若いおばあちゃまお姿もいらっしゃいますよ。幅広い年齢層に着物の魅力を紹介しています」という千谷さんにとって銀座の魅力とは。「長く続けていらっしゃる店はどこもそうですが、いくら不況だとはいえ、サービスと品質は落としていません。皆さん銀座に対する感謝の気持ちや誇りをもった人たちが集まっています。“銀座フィルター”という言葉がありますが、単なるお金儲けやビジネスでやってくる方たちは、そのうちいなくなります。これからの時代は、本物を求める人たちが増えていきます。不景気ではありますが、銀座は活性化していくと思いますよ。本当にいい物だけが残りますから」
このように最先端と老舗の伝統が息づく銀座の街。銀座のオフィスは工学で回転率が悪いということでしたが、不況の煽とともに優良物件が目に付くようになりました。私どもケン・コーポレーション銀座支店では、銀座のオフィス物件を多数ご用意しております。
右/最高品質の結城軸とお召による男性のコーディネーション例。この組み合わせに袖を通し、銀座の街を粋に流したい。 左/女性にはこのような淡いピンクと華やかな帯で飾っていただきたい。着物は反物からの
オーダーメイドで限りない組み合わせが楽しめる。
リーマンショック以降人気の銀座、日本橋の賃料も下がり続けております。但し新年を新オフィスで迎えたいというテナントの動きが良く空室率は改善がみられるエリアも出てきました。(ビル営業部コメント)
Office Eye購読希望者の方(無料)